エクロック®ゲルを処方されている
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エクロック®ゲルの使い方

はじめに

エクロック®ゲルは、日本で初めて健康保険の適用が認められた、原発性腋窩多汗症用の塗り薬です。
このお薬の効果が十分に得られるよう、使用法をよく理解し、正しくお使いください。

エクロック®ゲルの有効成分、ソフピロニウム臭化物には、交感神経から伝えられる汗を出す指令をエクリン汗腺が受け取れないようにブロックして、発汗を抑制する働きがあります。

※エクリン汗腺は、皮膚の中にある汗をつくる器官のひとつで、主に体温調節のために、水分の多い汗を分泌します。多汗症の症状である多量の汗は、主にエクリン汗腺から出ています。

エクロック®ゲルの作用機序

使い方

エクロック®ゲルは、1日1回、適量を両わき全体に塗布します。

緑内障や前立腺肥大症の方、わきに傷や湿疹・皮膚炎などがある方、妊娠中や授乳中の方は、
あらかじめ医師・薬剤師に伝えてください。

使用の準備

エクロッ
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ご使用の前に、わきの水気をタオルなどでよく拭き取ってください。開封後、最初に使うときは、薬液が出てくるまで3~4回ポンプを空押ししてください。

本剤は、ポンプ付きのボトル、アプリケーター、キャップが一体になっています。使用の際は、ボトルからキャップとアプリケーターを外します。

薬液を塗る時は、必ずこのアプリケーターをご使用ください。手を使って塗らないでください。

なお、本剤は可燃性です。火の気のないところでご使用ください。

使用の手順

1

ポンプを押して、アプリケーターの上面に薬液をのせます。

アプリケーターを水平にして、その上面に、ボトルのポンプをゆっくり押して薬液をのせます。
勢いよくポンプを押すと、薬液が飛び散ってしまいますので、ご注意ください。
使用量は、右わきにポンプ1押し分、左わきにポンプ1押し分が目安です(本剤1本(20g)が14日分に相当します)。

2

薬液をわき全体に塗り広げます。

薬液をのせたアプリケーターを持ち、そのままわき全体に塗り広げます。
もう一方のわきにも同様に薬を塗ります。
手に薬液がついた場合は、絶対に顔や目をさわらず、すぐに水で洗い流してください。
わきに塗った薬液が乾くまでは、寝具や衣服が触れないようにご注意ください。

注意

  • 薬液を手を使ってわきに塗らないでください。
  • 薬液が手についたら、すぐに洗い流してください。
  • 薬液を塗る範囲に傷や湿疹、皮膚炎がある場合は、医師に相談してください。
  • 薬液のついた手で顔をさわったり、目に入れたりしないよう注意し、万一目に入った場合は、すぐに水またはぬるま湯で洗い流してください。

そのほかの使用上の注意につきましては、使用説明書をご参照ください。

使用後のお手入れ

使用後のアプリケーターに残った薬液は、ティッシュペーパーなどでていねいに拭き取るか、水で洗い流してください。

その後、キャップを閉めて、直射日光、火気を避けて、こどもの手の届かないところに室温で保管してください。

副作用

以下のような症状があらわれたら、使用をやめて、すぐに医師の診察を受けてください。

  • 皮膚炎や紅斑、かゆみ、湿疹、あせも
  • 口の渇き
  • 光をまぶしく感じる など

そのほか、気になる症状があらわれたときは、医師にご相談ください。