エクロック®ゲルの使い方
はじめに
使い方
エクロック®ゲルは、1日1回、適量を両わき全体に塗布します。
緑内障や前立腺肥大症の方、わきに傷や湿疹・皮膚炎などがある方、妊娠中や授乳中の方は、
あらかじめ医師・薬剤師に伝えてください。
使用の準備

ご使用の前に、わきの水気をタオルなどでよく拭き取ってください。開封後、最初に使うときは、薬液が出てくるまで3~4回ポンプを空押ししてください。
本剤は、ポンプ付きのボトル、アプリケーター、キャップが一体になっています。使用の際は、ボトルからキャップとアプリケーターを外します。
薬液を塗る時は、必ずこのアプリケーターをご使用ください。手を使って塗らないでください。
なお、本剤は可燃性です。火の気のないところでご使用ください。
使用の手順
1

アプリケーターを水平にして、その上面に、ボトルのポンプをゆっくり押して薬液をのせます。
勢いよくポンプを押すと、薬液が飛び散ってしまいますので、ご注意ください。
使用量は、右わきにポンプ1押し分、左わきにポンプ1押し分が目安です(本剤1本(20g)が14日分に相当します)。
2

薬液をのせたアプリケーターを持ち、そのままわき全体に塗り広げます。
もう一方のわきにも同様に薬を塗ります。
手に薬液がついた場合は、絶対に顔や目をさわらず、すぐに水で洗い流してください。
わきに塗った薬液が乾くまでは、寝具や衣服が触れないようにご注意ください。
注意
- 薬液を手を使ってわきに塗らないでください。
- 薬液が手についたら、すぐに洗い流してください。
- 薬液を塗る範囲に傷や湿疹、皮膚炎がある場合は、医師に相談してください。
- 薬液のついた手で顔をさわったり、目に入れたりしないよう注意し、万一目に入った場合は、すぐに水またはぬるま湯で洗い流してください。
そのほかの使用上の注意につきましては、使用説明書をご参照ください。
使用後のお手入れ
使用後のアプリケーターに残った薬液は、ティッシュペーパーなどでていねいに拭き取るか、水で洗い流してください。
その後、キャップを閉めて、直射日光、火気を避けて、こどもの手の届かないところに室温で保管してください。
副作用
以下のような症状があらわれたら、使用をやめて、すぐに医師の診察を受けてください。
- 皮膚炎や紅斑、かゆみ、湿疹、あせも
- 口の渇き
- 光をまぶしく感じる など
そのほか、気になる症状があらわれたときは、医師にご相談ください。